モンベルのクールパンツを購入レビュー!サイズ感も調査

モンベルクールパンツをレビュー アイキャッチ

モンベルのクールパンツは、最軽量級の薄さをほこる製品。夏の登山やキャンプなどを中心に、アウトドアで大活躍します。

筆者は、2025年現在モンベルクールパンツを、2着サイズ違いで所有するほどのお気に入り。お値段もお手頃なのに、細部まで機能性が豊富です。クールパンツを実際に着用してレビューしたので、ぜひ参考にしてください。

目次

モンベルのクールパンツの詳細

モンベル クールパンツの全体
出典:ゆるペン登山
平均重量レディース/199g、メンズ/222g
型番レディース/#1105660、メンズ/#1105659

モンベルのパンツ製品のなかでも、最高峰の薄さと軽量性をほこるクールパンツです。ナイロン100%のサラサラとした質感で、肌触りが良いのが特徴。適度なフィット感によって、ハードな動きも邪魔しません。すそは、小石が靴のなかに入りにくいストレートタイプの形状をしています。とにかく涼しく、暑い時期には欠かせないボトムス装備です。

クールパンツの魅力をレビュー

モンベルのクールパンツは暑い時期にベストな装備です。実際にクールパンツを着用してみると、驚きの機能性をもっていることが分かりました。ここでは他のブランドにはない、クールパンツの魅力を7つに分けてお話しします。

風通し抜群の生地

モンベル クールパンツの薄さ
出典:ゆるペン登山

モンベルクールパンツを履いて一番驚いたのは、涼しさです。今まで履いたパンツのなかで、一番涼しくて衝撃を受けました。

モンベルのクールパンツで一番の魅力は、重さにも表れている「薄さ」です。モンベルの標準的なパンツ「O.D.パンツ」が319gなのに対し、クールパンツは199g。クールパンツを履いてもほとんど体感温度が変わらず、風が吹くと冷涼感すら感じます。

薄いからといって透けることもなく、下着も見えません。また、ナイロン特有の肌触りがいい生地は、汗をかいても肌にハリつくことがないです。別ブランドの3シーズン対応のパンツと比べるても、圧倒的にクールパンツの方がカサつきがなく、汗によるベタつきを抑えられます!

ポケットはメッシュ素材

モンベル クールパンツのメッシュポケット
出典:ゆるペン登山

涼しさを高めるために、クールパンツのポケットにはメッシュ素材が使われています。布のかさばりがないので、風がクールパンツ内部に入るのを邪魔しません。着用してもポケットの存在をまったく感じませんでした。汗で濡れても素早く乾きますよ。

しなやかなストレッチ性

モンベル クールパンツのストレッチ性
出典:ゆるペン登山

モンベルのクールパンツは、柔軟性のある生地によりとても動きやすいです。生地を伸びがいいので、座ったり立ったりしてもストレスフリー。

登山中に岩稜地帯が現れても、スイスイと足を動かせます。また、しなやかな生地なので、動いても化繊特有の音が出にくいです。

肌触りの良い平たい縫製

モンベル クールパンツの縫製
出典:ゆるペン登山

クールパンツの縫製はほとんどがフラット。縫い目が平たくなっているので、スレによる肌の違和感がないです。足を激しく動かしても、縫い目に立体感がないおかげでスムーズに歩けます。

調整可能なベルトが付属

クールパンツ イージーベルト
出典:ゆるペン登山

モンベルのクールパンツには、イージーベルトが搭載。ゆるいときはウエストを簡単に調整できます。ベルトの着脱もワンタッチで可能です。

ポケットはすべてチャック付き

モンベル クールパンツのポケットチャック
出典:ゆるペン登山

モンベルのクールパンツは、すべてのポケットにチャックが付属。収納した物の落下を防いでくれます。

筆者は、一度チャックがないポケットに物を入れて、登山中に落とした経験があるので非常に助かります…。ポケットはサイドに2つ、背面に1つ付いています。

豊富なサイズ展開

モンベル クールパンツのサイズ
出典:ゆるペン登山

モンベルのクールパンツのサイズは<XS~XL>に加え、<XS~XLショート丈>と<XS~XLロング丈>バージョンも展開。ウエスト・ヒップサイズなどはそのままに、丈の部分だけサイズ調整できます。また、大きめのUSサイズも用意されています。色々な体型にフィットするので、サイズ選びしやすいのもメリットです。

モンベルのクールパンツのフィット感(レディースサイズの場合)

クールパンツ 伸縮性のないウエスト部分
出典:ゆるペン登山

筆者→158cm 54kgの場合

モンベルクールパンツは、ややタイトに感じました。なので、普段はMサイズですがLサイズ(L-S)を選んでちょうど良かったです。

逆に、一時的に60kgまで太ったときは、Lサイズでもパツンパツンでした。モンベルショップで試着したところ、60kgでXL-Sなら余裕で入りましたが、少しゆるかったのでワンサイズの幅は広いと思われます(このふくよか体型でもXXLだとブカブカでした)

モンベルのクールライトパンツは、ウエスト部分に伸縮性がほぼありません。サイズ選びを間違えると、お腹周りがキツく感じてしまう可能性があります。ゆるい分には、イージーベルトによって調整できるので大丈夫。オンラインで購入する場合は、慎重にサイズ選びをしてください。

モンベルクールパンツと他ブランドの製品を比較

[ザ・ノース・フェイス]バーブライトパンツ

バーブライトパンツは、軽量性と耐久性のバランスが取れたモデル。

ストレッチ性のある素材を使用しており、動きやすさと適度な防風性を兼ね備えています。クールパンツよりやや厚みがありますが、汗をかいても肌ばなれが良く、ドライな着心地です。シルエットは細身で、アウトドアらしいスタイルを演出できます。

<クールパンツとバーブライトパンツの違いを比較>

項目モンベル クールパンツバーブライトパンツ
涼しさ◎ 夏用(222g)◎夏用(270g/L)
耐久性◯薄手なので控えめ◎ 摩耗に強く長持ち
ストレッチ性○ 1wayストレッチ◎ 4wayストレッチ
シーズン対応初夏・夏初夏・夏
デザイン性シンプル細身でおしゃれ感あり
価格比較的安いやや高め
どちらを選ぶべき?
  • 夏の登山・キャンプ・旅行メイン → モンベル クールパンツ
  • 登山全般・岩場・縦走などをしたい → ノースフェイス バーブライトパンツ

[ミレー]ドライナイロン パンツ

ドライナイロン パンツは、名前の通りナイロン素材をベースにしており、軽量で速乾性が高いのが特徴。加えてストレッチ性が強く、クライミングやアクティブな登山で動きを妨げません。

クールパンツに比べて耐久性が高く、岩場や縦走でも安心して使えるモデルです。シルエットはやや細身で、ヨーロッパブランドらしいスマートな印象。

<クールパンツとドライナイロン パンツの違い>

項目モンベル クールパンツドライナイロン パンツ
涼しさ◎ 真夏向け(222g)◎真夏向け(234g)
耐久性◯薄手なので控えめ◎ ナイロンタッサー生地
ストレッチ性○ 快適に動ける◎ ワンパネル構造でツッパリ感なし
シーズン初夏~夏初夏~夏
デザイン性シンプル細身でスタイリッシュ
価格手頃手頃
どちらを選ぶべき?
  • 真夏の快適さとコスパ重視 → モンベル クールパンツ
  • 岩場・もこなしたい → ミレー ドライナイロン パンツ

クールパンツと組み合わせやすいアイテム

クールパンツ クールライトT
出典:ゆるペン登山

[ミレー]ドライナミックメッシュ

ミレーが開発した「ドライナミックメッシュ」は、登山やトレイルランで定番となっている高機能ベースレイヤーです。

大きな網目状の立体構造を採用しており、汗をかいても肌をドライに保つのが最大の特徴。特に 汗冷え対策 に優れており、夏の高山から冬の雪山まで幅広く活用できます。

>>Amazon|ドライナミックメッシュ(メンズ)を見る

>>Amazon|ドライナミックメッシュ(レディース)を見る

モンベル クールライトT

モンベル製品で統一するのなら、クールライトTがおすすめ。クールパンツ以上に薄手で、濡れてもすぐに乾く性能をもっています。詳しくは以下の記事で解説しているので、トップスを探している方はぜひ読んでみてください。

モンベルのクールパンツを着用して夏に備えよう

モンベル クールパンツを着用
出典:ゆるペン登山

モンベルのクールパンツを、レビューさせていただきました。クールパンツは夏を中心に活躍するアイテムです。1枚持っていれば、クールビズな格好でアクティブに動けます。モンベルのパンツのなかで一番軽量性に優れており、通気性も抜群です。夏にピッタリのクールパンツをぜひ用意してみてください。

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