なぜ登山に紅茶がおすすめなのか?理由や飲み方を紹介

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登山 紅茶 アイキャッチ画像

紅茶は香りも良く、茶葉によってさまざまな味が楽しめます。登山中に紅茶を飲めば、美しい景色とともに普段とは違う風味が味わえるでしょう。今回の記事では、なぜ登山に紅茶がおすすめなのか、飲み方や製品もあわせて紹介します。

目次

登山に紅茶をおすすめする理由

紅茶の入ったカップ
出典:ゆるペン登山

最高級の景色が見られる登山は、紅茶を飲むのにぴったりの趣味です。紅茶があるだけで、登山の楽しみが一段と変わります。ここでは、紅茶が登山におすすめの理由を説明します。

カフェインの有無が選べる

ノンカフェイン 紅茶
出典:ゆるペン登山

紅茶はカフェインいりのものと、ノンカフェイン(デカフェ)のものがあります。カフェインは、利尿作用があるため登山の行動中に飲むと脱水するおそれがあります。しかし、カフェインには眠気をさます覚醒作用と、集中力をアップさせる効果も。登山前や長い休憩をとるときにカフェインを含むの紅茶を飲めば、パフォーマンスも変わってきますよ。

行動中にも紅茶が飲みたいときは、ノンカフェインのものを選んでください。ノンカフェインのものは、カフェインを含むものと比べてすっきりとした味わいになり、渋みも減る傾向にあります。色がでにくいというデメリットもありますが、ボトルにいれれば気になりませんよ。

ティーパックやスティックでお手軽に楽しめる

紅茶 ティーパック
出典:ゆるペン登山

紅茶は茶葉で抽出するタイプと、ティーパックをお湯に投入するタイプがあります。茶葉で抽出するタイプは、茶葉の量を変えられるので味を調整しやすいです。ただし、おいしく紅茶を淹れるにはコツが必要。茶葉で飲む際は、登山にティーポットも持っていかなければなりません。

ティーパックは、小分けされた袋のなかに茶葉が入っているので、手軽に持ち運びができます。お湯の入ったコップにティーパックを投入するだけなので、手間や道具も少なく登山にぴったりです。小分け包装のものなら、持ち運びも便利。

ティーパックの処理が面倒な方はスティックタイプ(粉末タイプ)もおすすめです。茶葉に香りはおとりますが、粉末を溶かすだけで簡単に紅茶を味わえます。

気分転換ができる

紅茶の落ち着いた香りは、体をリラックスさせてくれます。山頂や休憩中に紅茶を飲めば、ワンランク上の味が体験できるでしょう。あったかい紅茶なら、登山中もほっと一息。紅茶が華やかなティータイムに変えてくれます。

登山で紅茶を楽しむための作り方

登山で紅茶を飲むときは、ホットティーとアイスティーの2通りの手段があります。状況に応じて作り分けることで、自分に合った飲み方も見つかるでしょう。正しく抽出することで、茶葉の香りや味を引き出せますよ。

お湯+ティーパックで紅茶を作る方法

ホットの紅茶 用意するもの
出典:ゆるペン登山

用意するもの

  • ティーパック…1個
  • お湯…250ml
  • 飲み物をいれる器

熱湯で紅茶のティーパックを抽出。登山中の休憩時間におすすめの淹れ方です。

ホット紅茶の作り方1 お湯の入った器
出典:ゆるペン登山

飲み物をいれる器にお湯を注ぎます。注意点として、茶葉を先にいれないでください。茶葉に熱湯をかけると味と香りを損ねてしまいます。

ホット紅茶の作り方2 ティーパックを投入
出典:ゆるペン登山

お湯のなかに紅茶のティーパックをゆっくりと沈め、2~3分待ちます。フタをして蒸らすと、茶葉によっては風味が豊かになるでしょう。このときに、抽出をうながそうと強く揺らすのは厳禁。ティーパックの中で茶葉が対流するので、揺らさなくても茶葉から味と香りが抽出されます。揺らす場合は、ゆっくりとやさしく数回程度にしましょう。

ホット紅茶の作り方3 完成イメージ 
出典:ゆるペン登山

ティーパックを取り出して完成です。抽出時間は紅茶によっても違うので、パッケージに記載されているものを基準としてください。

水出しアイスティーを作る方法

水出しアイスティーを作る方法 用意するもの 
出典:ゆるペン登山

用意するもの

  • ティーパック…2個(1個あたり2g~2.5)、ポット用は1個
  • 水…500ml
  • 水を抽出する器

登山前夜に冷蔵庫を使って茶葉を抽出します。できあがった紅茶を魔法瓶などにいれておけば、登山中に冷えた紅茶が飲めますよ。

水出しアイスティーを作る方法1 水をいれる
出典:ゆるペン登山

水(500ml)を器にいれます。茶葉にもよりますが、ティーパック1個(2g~2.5g)で250mlで抽出が可能です。

水出しアイスティーを作る方法2 ティーパックを投入
出典:ゆるペン登山

ティーパックを器のなかにいれます。水に浮くので、菜箸などで少しお水に沈めてあげるといいですよ。

水出しアイスティーを作る方法3 冷蔵庫で冷やす
出典:ゆるペン登山

冷蔵庫で一晩冷やします。

水出しアイスティーを作る方法4 完成
出典:ゆるペン登山

ティーパックを取り出して完成です。クリームダウンと呼ばれる紅茶のニゴリが発生する場合がありますが、味や香りに影響はありません。

常温(ボトル)で紅茶を作る方法

常温(ボトル)で紅茶を作る方法 用意するもの
出典:ゆるペン登山

用意するもの

  • ティーパック2個(1個あたり2g~2.5g)、ポット用は1個
  • 水500ml
  • フタを閉められる器

山小屋やテント泊中にもできる紅茶の抽出方法です。夏場に作る際は、雑菌が増えないよう気温に注意してください。

常温(ボトル)で紅茶を作る方法1 水をいれる
出典:ゆるペン登山

ボトルに水を入れます。ペットボトルやナルゲンボトルなど、フタ付きのものを使ってください。

常温(ボトル)で紅茶を作る方法2 ティーパックを投入
出典:ゆるペン登山

ティーパックをボトルのなかへ。

常温(ボトル)で紅茶を作る方法3 ボトルをシェイク
出典:ゆるペン登山

ボトルを20秒間振り続けます。振り終わったら、数時間ほど常温で放置してください。

常温(ボトル)で紅茶を作る方法3 シェイクしたあとの状態
出典:ゆるペン登山

シェイクした直後は上の写真のような薄さです。

常温(ボトル)で紅茶を作る方法4
出典:ゆるペン登山

写真が3時間おいた状態です。ペットボトルの場合、ティーパックを取りだすのが難しいので、コップに注ぐようにしてください。

登山でおすすめの紅茶10選

登山 紅茶 ラインナップ
出典:ゆるペン登山

紅茶はアッサムやアールグレイなど茶葉で選んだり、フレーバーティーで好みの香りを探し出す楽しみがあります。同じ茶葉でも、産地や栽培方法によって味や香りも変化。ここでは、登山におすすめの紅茶製品を紹介するので、ぜひ参考にしていってください。

▼カフェイン入りはこちら▼

▼ノンカフェインはこちら▼

カフェイン入り

紅茶の良さが引き出されたカフェイン入りのタイプ。味わい深いテイストが登山を楽しくしてくれます。

【神戸紅茶】生紅茶シリーズ テイスティングボックス

神戸紅茶 生紅茶シリーズ テイスティングボックス
出典:Amazon

7種類のブレンドティーが味わえる鑑定士が選んだ紅茶です。ダージリンやセイロン、アッサムを中心に色々な産地のものを取りそろえています。個包装なので持ち歩きにも便利。作りたての味わえる生紅茶加工がされているので、豊かな香りや味わいが楽しめます。

【TWG Tea】フレンチ アールグレイ

TWG Tea フレンチ アールグレイ
出典:Amazon

高品質なアールグレイが味わえる、シンガポールの会社が作った紅茶です。柑橘類の果実をブレンドすることで、さわやかな風味の紅茶が楽しめます。世界最高級クラスの茶葉を使用。信頼性のある農園で栽培された茶葉は、ラグジュアリーな風味をかもしだします。登山でワンランク上の紅茶を楽しみたい方におすすめです。

【TYAZEN(茶善)】濃厚はちみつ紅茶

TYAZEN(茶善 濃厚はちみつ紅茶
出典:Amazon

濃厚なはちみつとセイロンのコラボレーションが楽しめる、個包装の紅茶です。標高約1,300以上で栽培されたセイロンは最高クラスのものを使用しています。はちみつ特有の甘さがあるので、砂糖を入れなくても大丈夫。他にも、アップルシナモンキャラメルミルクティー味があり、紅茶に味付けしたいときに良い登山向けの紅茶ですよ。

【AHMAD TEA ( アーマッドティー ) 】フルーツセレクション

出典:Amazon

高品質な紅茶をフルーツティーで味わえる製品。アーマッドティーは、世界80か国以上で愛飲されている紅茶ブランドです。7回の品質チェックをクリアした茶葉のみを使用。アップルやストロベリーなど6種類のフレーバーを味わえます。紅茶本来の香りを楽しむのなら、クラシックティーセレクションもおすすめ。

[AGF]ブレンディ カフェラトリー スティック フルーツティーアソート

AGF ブレンディ カフェラトリー スティック フルーツティーアソート
出典:Amazon

登山中に便利な粉末タイプのスティック紅茶です。本物の果実エキスを使っているので、芳醇な果実感を味わえます。ホットとアイス、どちらでも溶かせるので好みに合わせて調整可能。味は、ピーチ、アップル、マスカット%グレープフルーツ、ストロベリーの4種類から選べます。

ノンカフェイン

どんな場面でも飲みやすいノンカフェインの紅茶。飲みやすいものをチョイスしました。

【ティーブティック】やさしいデカフェ紅茶

ティーブティック やさしいデカフェ紅茶
出典:Amazon

オーソドックスなアールグレイから、アップルやピーチなどのフレーバーティーもラインナップされた紅茶です。ノンカフェインながら、香り豊かですっきりと飲めます。特殊な方法でカフェインを抽出しており、安全性の高い紅茶となっています。登山で飲むときは、ジップロックに入れて持って行くといいでしょう。

【AHMAD TEA (アーマッドティー)】デカフェ ティーバッグ

アーマッドティー デカフェ ティーバッグ アソート
出典:Amazon

薬剤を使わない方法でカフェインを取り除いたノンカフェインの紅茶です。オーソドックスなクラシックティー、果実感のあるフルーツティーと、甘い香りを楽しめるフレーバーティーの3種類があります。アルミパックで個包装されているので、登山中でも鮮度を保ったまま楽しめます。

【アフタヌーンティー 】ディカフェ アールグレイ

アフタヌーンティー ディカフェ アールグレイ
出典:Amazon

全国にティールームを展開しているアフタヌーンティーのノンカフェイン紅茶です。やわらかい口当たりが魅力のケニア産茶葉を使用。華やかなベルガモットの香りが、登山を特別なものに変えてくれます。

【トワイニング】カフェインレス アールグレイ

トワイニング カフェインレス アールグレイ
出典:Amazon

英国王室御用達の紅茶メーカートワイニングのノンカフェイン紅茶。アールグレイの香り高さと、味わい深さを変えずノンカフェインに仕上げています。アイスやミルク、ストレートでもおいしく味わえます。

【日東紅茶】カフェインレスアールグレイ

日東紅茶 カフェインレスアールグレイ
出典:Amazon

化学薬品を使わずにカフェインを取り除いた紅茶です。密封個包装がされているので、香りと味を損なわずに愛飲できます。豊かなベルガモットの香りと、紅茶本来の香りが楽しめる一品です。他にも、ピーチ&アップルオリジナルブレンドのフレーバーがあります。

登山におすすめの紅茶に入れるとおいしいもの

ジャム レモン 紅茶
出典:ゆるペン登山

紅茶はそのまま飲んでもおいしいですが、ちょい足しして味変するのもおすすめです。以下がストレートティーを基本にしたときの、おすすめちょい足し素材です。

  • 生姜
  • はちみつ
  • ジャム
  • シナモンスティック(シナモンシュガー)
  • ラム
  • レモン(フルーツ)
  • ミルク
  • 豆乳

生姜+はちみつなど、組み合わせてみるのもおすすめ。お気に入りのちょい足し素材を見つけて、登山中に色々と試してみてください。

紅茶を飲んで登山中にリフレッシュ

登山道
出典:ゆるペン登山

紅茶は、登山中の気分を休めてくれる飲み物です。抽出方法や茶葉、フレーバーによって味わいもさまざま。登山で見れる雄大な景色とあわせて楽しめば、今までにない体験ができるでしょう。自分好みの茶葉を見つけたら、次の登山へ持っていってください!

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